水性塗料･油性塗料　ともに1液型と2液型とあります。

1液型は、塗料缶に「塗装仕様書」に指定されている希釈剤（水道水や塗料シンナーなど）で薄めて使用出来る塗料で作業効率の良い塗料です。

2液型は、主材（塗料）と硬化剤に缶が分かれています。

塗装をする直前に使用する分を計量して混ぜ合わせて塗料となります。

そこに希釈剤で薄めて使用出来る塗料です。

2液硬化型の塗料は、主材と硬化剤を混ぜた時点で硬化が始まります。

どの塗料もそうですがしっかりと攪拌（混ぜる）事も重要です。

時間がたつとドロドロに固まるため一度混ぜると、5～6時間以内に使い切る必要があります。

（主材･硬化剤･希釈剤の混合後に使用可能時間を可使時間と言います）

決められた可使時間を超えて使用すると、塗装品質に悪影響がでます。塗膜の性能に問題が生じたり、塗膜の劣化を早くさせる耐久性にも影響がでます。

また、可使時間は、温度によっても変わり気温の上がる夏場は可使時間が短くなります。

2液型塗料は、塗料の性能を発揮させるために決められた混合比率を守って攪拌し、使用する分だけ材料を作る事が重要です。

耐久性は1液型塗料より2液型塗料の方が高い傾向が有り、価格も2液型塗料の方が高めです。。