キッチンリフォームをする際に、見落としがちなのが食器棚や冷蔵庫、ゴミ箱などのリフォーム後も使用する物の選別とサイズの確認です。

また、今後購入予定の家具や台所家電のサイズもチェックが必要です。

特にキッチンの位置移動やキッチンサイズを大きくする計画を立てている方は必須となります。

例えば、壁付けキッチンから対面キッチンにリフォームを行う場合は、冷蔵庫本体の搬入・搬出ができる通路の確保が必要になります。

今お使いの冷蔵庫もいずれかの時期に買い換えが必要となります。

そのときに今より大型の冷蔵庫を購入することが想定される場合は、キッチンのサイズや対面キッチンの壁造作の作り方も変わってきます。

せっかくキッチンをリフォームしたのに将来、希望の冷蔵庫が入らないなどの失敗はよく聞く話です。

ゴミ箱の寸法と配置場所のチェックも必要です。

ゴミの分別か当たり前になり、分別するゴミを置くスペースも考えなくてはなりません。

分別するための必要なゴミ箱の設置場所を考えキッチンリフォームを計画することは意外と見落としする部分です。

せっかくきれいになったキッチンが、ゴミ置き場がなくビニール袋をいくつも露出しておかなくてはならい状況にならないために、計画時点でゴミ置き場の確保とゴミ箱のサイズチェックが使い勝手の良いキッチンに繋がります。

リフォーム後も使用する食器棚やテーブルなどの家具のサイズもチェック事項です。

新しいキッチンは、昔のキッチンに比べて効率よく収納できるようになっていますが、ダイニングキッチンのレイアウトを考える上で、使用する家具のサイズを考慮してキッチンサイズの選択やレイアウトを考える必要が有ります。

特に食器棚などの家具は思い入れあり、リフォーム後も使用する方は多くいらっしゃいます。

家具の置き場所やサイズを考慮せずにキッチンを交換して食器棚が取り出しづらくなったり、作業動線が悪くなって使い勝手が悪くなってはリフォームの意味がありません。