貯湯式とは、便座自体にタンクがついていて常に電気で温め保温貯湯しています。

お手頃の価格帯が多いのも魅力です。

市場販売価格帯は1万円台～の物もあります。

電気代は、経済産業省の資料によると

月々　304円　年間　3,650円　となります。

（年間電気消費量135kWh　1kWh/27円で計算）

●使用していないときは便座のふたを閉める

便座ヒーターがONの状態で使用していない時に、ふたを開けたままにするとにすると放熱するため便座ヒーターの温度を保とうとすることにより電気を通常よりも消費します。

使用しないときはふたを閉めることにより便座の放熱を押さえられ無駄な電気を使わずに済みます。

●便座や温水の温度のこまめな調節する

便座や温水の温度設定は季節と気温によって調節していると思います。

高温や強の設定にしている場合と比較して低温や中･弱の設定にしているのでは年間の電気代が1,000円以上節約できます。

●節電機能のついている便座は節電機能を使用すること

各メーカーで節電機能は様々ですが、使用しない時間帯を記憶してそのサイクルで便座ヒーターや貯湯式の温水機能をOFFにする、節電スイッチを押すと一定時間の便座ヒーターを切ったり等様々な節電方法で電気代を節約します。

●10年以上使用している温水洗浄便座は現行品に交換するだけで節電になる

10年前に比べて現在の温水洗浄便座は消費電力を押さえた省エネ設計になっています。

20年前の物に比べると消費電力を70％以上削減している製品もあります。

温水洗浄便座を10年以上使用している場合は、安全面と節電を考え交換することをおすすめします。

●定期的な洗浄ノズルの清掃

ノズルが汚れていると温水を噴射するときの負荷が掛かり電力消費を増やしたり故障の原因、便座の寿命を早めることに繋がります。

定期的な洗浄を行う事は必要なお手入れです。

毎日使うトイレだから、ちょっとしたことで電気代が節約できますね。