足場を組、瓦降ろし作業を行ないます。和瓦（陶器瓦）は、1枚約2.7㎏あります。1坪当り150㎏を超える重量があります。瓦を軽量屋根に葺き替えるだけで既存より耐震性能は強くなります。

瓦を降ろしたあと、瓦桟を撤去し下地の清掃後にアスファルトルーフィング（防水紙）を敷き込みます。下地の野地板が弱っている場合は、野地板の上張りをしてからルーフィングシートを敷き込みます。

最初に軒先やケラバ部分に専用部材を取り付けていきます。

屋根材をビスで固定し雪止め金具も取り付けていきます。

棟まで屋根材を噴き上げたら棟カバー下地の貫板をビスで取り付けます。

貫板に棟カバーをビス固定します。棟カバーの重なり部分にはコーキング処理を施します。

施工後の仕上がりです。

ケラバ部分の仕上がりです。

最初に屋根材が飛ばされた部分の野地板を張り替えルーフィングシート（防水紙）を敷き込みます。

面積が大きいため施工部分毎にルーフィングシートを敷き込み軒先、ケラバ、谷などに専用部材を取り付けます。

屋根材をビスで固定し雪止め金具も取り付けていきます。

棟部分に貫板、棟カバーを取り付け谷などの取合い部分を納めて完成です。

施工後の仕上がりです。

施工後の仕上がりです。

既存の瓦棒の心木を撤去し軒先やケラバに専用部材を取り付け新しい心木を取り付けます。

ガルバリウム鋼板を上葺きします。壁の取合い部分は上張り前にコーキングで雨仕舞いし板金を立ち上げています。

瓦棒板金を取り付けていきます。

外壁との取合いに雨押えカバーを取り付けます、

新しい雨樋を取り付けて完成です。

施工仕上がりです。